Umbrella Company

m103

Channel strip (HA+EQ+Comp)
385,000円(税込 423,500円)
「m103は素材が本来持っている本当のカラーとパフォーマンスをダイナミックに、繊細な細部までキャプチャーする能力を与えてくれます」
-Scott McChane, TapeOp Magazine
すべてがGRACEクオリティ。すべてを表現できる完璧なチャンネルストリップ。

アコースティックサウンドを完璧にキャプチャーすることのできるGRACE design トランスレス・マイクプリ回路を搭載。GRACE designにしか成しえない「音の消え際まで繊細に響く」芸術性の高いサウンドでレコーディングが可能です。極めて表現性の高いそのGRACE designマイクプリの音質は世界中で高い評価を獲得しています。

さらにE.ギターなどの楽器を接続できるD.I インプット、極めて正確でナチュラルなEQセクション、サウンドの響きを一切失わずに魔法のようにコンプレッションできるオプティカル式のコンプレッサー を全て搭載。トラッキング録音に必要なすべての要素を1Uの筐体に詰め込みました。そのすべてがGRACE designの高いサウンド水準を達成しています。

m103

CONCEPT

究極にシンプルで磨き上げられたパワフルな3セクション。
マイクプリとDI、EQとコンプレッサー、その全てがパフォーマンスを的確に捕らえ、すべてを引き出すためにクリーンにチューニングされています。
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音楽を正確に美しく彩る 芸術性の高いEQセクション。
シングルステージのパラレルチューニング構造を持つ3バンドのEQセクションは、GRACE designが持つナチュラルなサウンドイメージを継承しています。
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音楽をナチュラルに向上させるオプティカル式コンプレッサー。
「最高にニュートラルなコンプレッサー」。響きや美しさを一切失うことなくダイナミクスコントロールを行います。
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DETAIL

マイクプリ、EQ、コンプの全ての回路設計をGRACE designならではのクリーンでナチュラルな高音質にチューニング。
マイクプリ、EQ、コンプの全ての回路設計をGRACE designならではのクリーンでナチュラルな高音質にチューニング。
  • 高速で音楽的なトランスインピーダンスマイクプリアンプ回路
  • 0.5%の精巧な金属皮膜抵抗を採用
  • 12ポジションのロータリーゲインスイッチを採用
  • ハイパフォーマンスラインドライバーとHPFアンプ
  • リボンマイクモード搭載
  • 3バンドの正確なEQセクション(フルパラメトリックMid、Hi/Loはピーク/シェルフ切替)
  • 新デザインのオプティカルコンプレッサー
  • マイクアンプのダイレクトアウト
  • EQ/COMPセクションへのライン入力
  • レザーエッジされたブラックアノダイズドパネル
  • Hi-Z入力のスイッチングにはゴールドコンタクトリレーを採用
  • LEDインジケーター(48V、リボンモード、HPF)
  • 2つの10セグメントメーター(ゲインリダクション&アウトプット)
  • Made in USA
音楽を正確に美しく彩る 芸術性の高いEQセクション。

シングルステージのパラレルチューニング構造を持つ3バンドのEQセクションは、GRACE designが持つナチュラルなサウンドイメージを継承しています。GRACE designならではの音に対する芸術性の追求は、m103のイコライザーの設計においても徹底的に行われました。

結果、すべての周波数帯域においてナ チュラルなトーンシェイプとなるGRACE designならではのEQセクションが完成。フルパラメトリックのMid、HiとLowにはシェルビング/ピーキングモードを持たせ正確で的確なイコラ イジングを可能としています。

音楽を正確に美しく彩る 芸術性の高いEQセクション。
音楽をナチュラルに向上させるオプティカル式コンプレッサー。
音楽をナチュラルに向上させるオプティカル式コンプレッサー。

オプティカル・アッテネイター式のコンプレッサー回路はさらに驚きです。設計者マイケル・グレースの考える「最高にニュートラルなコンプレッサー」は、音楽 の響きや美しさを一切失うことなくダイナミクスコントロールを行います。

m103のコンプレッサーでは繊細なコンプレッション~ロックなリミッティング・サウンドまで、幅広いサウンドメイクに対応します。音楽の持つダイナミクスに追従したナチュラルな動作は、GRACE designならではのゲインコントロール・メカニズムによる技とセンスの結晶です。

また、とても見やすいLED式のゲインリダクション&レベルメーターはサウンド・メイキングを素早く、的確に行えます。

各セクションの接続順を変更可能。どんなシチュエーションにも対応できる最高のサウンドツール!

m103 ではマイクプリ→EQ→コンプ、またはマイクプリ→コンプ→EQなど、各セクションの接続順を変更できます!

これによって様々なアプリケーションに合わせ た設定が自在に追い込めるようになります。GRACE designのクオリティを全てにおいて実感できる最高のレコーディング・ツールです。m103が1台あればプロフェッショナルスタジオ~自宅録音まで、 すべてのレコーディング・サウンドは魔法のように輝きます。

各セクションの接続順を変更可能。どんなシチュエーションにも対応できる最高のサウンドツール!
いつまでも色褪せない普遍的なサウンド

Q: 「GRACE design 製品が、他のメーカーと比較して明らかに違う点はどのようなところでしょう。どんなコンセプトで製品開発を行っていますか?」

A: すでに多くの人たちが気づいているように、プロオーディオ市場は現在とても成熟していて(お客様から見て)とても良い状態にあるのではないか思います。たくさんのメーカーが本当に革新的で芸術的な製品を開発しようと日夜奮闘しています。私たちがこのような活気あるコミュニティの一部でいられることは、たいへん心強いことです。

GRACE designの製品が明らかに他と違う点は、プロ業界で活躍するオーディオ・プロフェッショナル達が本物の価値を感じられる「オーディオ・グレード」というものを徹底的に追及している点ではないでしょうか。

私たちの製品開発のゴールは、いつでも芸術的な「パフォーマンス」を正確に、芸術性を一切失うことなしに伝えられる機器を設計することです。音楽を正確に伝えるために余計な色付けは一切排除し、ピュアな音だけを追求しています。私たちは全ての音楽の美しさというものは、そのパフォーマンスに由来すると考えています。つまりそれらをキャプチャーしたり再生するための機材は、そこに存在している「芸術的な美しさ」というものを、パーフェクトで揺るぎない「忠実性」を持って伝えるべきだと考えているのです。

多くのメーカーではその音に歪みやコンプレッションを加えることで、サウンドをエンハンスしたり、新たなトーンを表現する手法を取っていますが、私たちGRACE designでは本来の音楽が持っている「正直な表現」だけを求めて製品開発を続けているのです。

またGRACE designの製品を使用することで、全てがストレートで直観的になると信じています。私たちの製品と、それを使うユーザーとのエルゴノミック(人間の身体や動作にとって最適な操作が可能であるようにデザインされた)な関係は、常にシンプルで満足度の高いものであるべきです。

最後にGRACE designの製品は決して時代遅れなものにならないよう心がけてデザインされています。一生をかけて使っていただける製品であり、GRACE designの製品が現在のユーザーの子供たちにまで受け継がれることを私たちはいつも願っているのです!

– GRACE design (イーベン・グレース)

m103 サウンドレビュー

m103使用コメント 
大手ゲーム制作会社 サウンド担当様

「声と効果音で試してみましたが、マイクプリ、EQ、コンプともに良かったです。普段はGMLのマイクプリにGMLやAMEK 9098、Focusrite ISAのEQ等を通して録っていますが、m103はどれと比べても違うタイプで、色が無いのはすごく好印象ですね。EQもグイっとかかるのでいいですね。」

「マイクはSENNHEISER MKH416とNEUMANN U87Aiを使ってチェックしてみましたが、MKH416の場合はよりリアリティのある音になって、U87Aiは高域が伸びて綺麗に録れる音になりました。マイクの特性を素直に引き出してくれるような印象です。これだけクリアな音だと、後で音を加工する時にラクだと思います。録る素材によってm103を使ってみたり、色のある他の機種で録るとか使い分けができそうですね。 」

「あと、アウトプットが充実しているのは便利ですね。普段の作業ではEQやコンプレッサーの掛け録りはあまりしていませんが、今までの安全をキープしたマイクプリだけの音を録りつつ、同時にコンプレッサーやEQの掛け録りも試せるので便利だと思います。ステレオでも使いたいですね。」

レコーディングスタジオ スタジオユニバーサル
エンジニア 太田洋平様
http://www.st-universal.co.jp/

★m103を導入していただいてから、どのようにお使いいただいていますか?

業務の多くは語学教材の収録で落語や番組などの収録もしているのですが、マイクは通常U87Aiを2本、マイクプリとして2台のm103を使って卓で1chにまとめてPro Toolsに録っています。仕事によっては卓のプリも使用していますが、m103が現在メインのマイクプリです。

★導入されて実際に使われた印象はいかがでしたか?

とてもクリアな音だなという印象です。教材などの改訂版の差し替え収録のときにm103を試してみて、以前に卓のマイクプリで録ったのと比べて音の違いを顕著に感じました。ハイの伸びが良かったんです。ただこのような差し替えだとあまりに以前のテイクと違いが出過ぎるのでEQで昔のテイクに合わせて調整したんですが(笑)

たまに子供を演じる声だったり、声量の差が激しい時にm103のマイクプリとコンプレッサーを通して取り込んでいますが、予備でMic Pre Outの素材を取っておくこともあります。

ポストプロダクション MAエンジニア

「先日テレビドラマ用のPro Toolsに録った素材をラインで繋いでEQとコンプレッサーを使ってみました。テレビドラマやCM等ではハードコンプを掛けることが多いんですが、m103は予想していたよりもコンプレッサーをかけた感じが出ずに自然にレベルを抑えることができました。 」

「普段このような作業ではプラグインを使っていましたが、m103はプラグインと比べてみて音が痩せないんです。プラグインと同じくらいの極端なEQの設定をしても、m103は声の芯や太さがちゃんと残っているんです。」

「ステレオでマスターにも使ってみたくなります。2台欲しくなります。」

 

GRACE m103 レビュー・感想

★コンプレッサーなどの印象はいかがでしょうか。

m103のコンプレッサーは掛けていても分からないくらい自然なんです。先日は音楽のボーカル録りでも使ってみたのですが、スムーズにレベルを抑えてくれてすごく良かったですね。強くかけても不自然な感じにはならなかったのには驚きました。

普段のナレーション録音ではアタックもリリースもかなり早めに設定して、主にピークを抑える用途で使うことが多いですが、今まで使っていたコンプレッサーは音が少し奥に引っ込んで小さくなってしまうように感じていましたので、m103のコンプレッサーにはとても満足しています。

最初はm101も導入を考えていたんですけど、EQもコンプレッサーもとても重宝しているので、m103にして良かったと思っています。

ハイパスフィルターも使っていますが、スムーズで充分良いですね。卓に付いているハイパスフィルターとはカットのポイントが違うと思うんですけど、m103は後でローの部分を補正するケースが減りました。

★操作感等はいかがでしょうか。

各ロータリースイッチの回した時のスムーズさがいいですね。ボリュームを調整する時に卓のフェーダーだけではなく、場合によってm103のトリムで調整することもありますが、とてもスムーズで便利です。

最初GRACE designのWEBページでm103の写真を見た印象がリスニング向けオーディオ機器っぽい感じだったので、スタジオに置くと見栄えが浮くかなと思ったんですけど、実際に置いてみたらとてもいい感じですね。

★ありがとうございました!


m103使用コメント レコーディングエンジニア(音楽/ナレーション録音)

今回試してみて、一番驚いたのはコンプレッサーだったんです。もともとGRACE designはどんなコンプレッサーを作ってくるのか想像できなかったんですが、実際に試してみると、コンプレッサーを掛けていることを忘れるほど、ものすごくナチュラルでした。真空管コンプのようなリリースが滑らかでフワっと落ちてきて、アタックも深く掛けても「パツン」って持って行かれないんです。

歌で思い切り深く掛けても鼻詰まりにならず、抜けてくるような感じだったんです。高域もちゃんと伸びているし、低域が痩せたり音が変わったりすることもなく、原音のキャラクターはそのまま残してコンプレッサーを掛けてくれます。あとはアタック、リリースの設定を割と適当に設定しても、上手いこと作ってくれるところはオプティカルコンプらしく感じました。

今回EQはじっくり試せなかったのですが、高域をシェルビングで上げた時がスッと空気感が上がってきて印象が良かったですね。他社製品だとブーストしたら余計な帯域まで上がってしまうEQと、上げてるのに上がってこないEQがありますが、m103はちゃんと上がってくるのに余計なところまで上がらないところは他にあまり無いと思いました。2台あれば2MIXをナチュラルに音圧を上げて高域と低域を補正したい時に使えると思いましたし、マスタリングにも良いかもしれないですね。メーターも見やすいですね。

あと、m103はアウトプットをパラで出せるのはとても便利ですね。例えばナレーション録りの場合は録りっぱなしで確認しないので、バックアップとしてPro Toolsとは別にレコーダーを回しているんです。音楽の録音でも、EQとコンプレッサーを掛けたものとマイクプリだけの音を同時に録ることもできるし、安心して掛け録りができるので便利です。入力と出力の仕様を見て、m103は今時のワークスタイルをよく考えて作っているんだなと思いました。

m103は割と音が明るい印象なので、EQはA.ギターにも良さそうですね。ライブでもA.ギターのEQ、コンプレッサーに使うのも面白そうです。1台持っていても何にでも使えそうですが、2台あればステレオで更に色んな用途に使えると思いました。今回、価格を確認せずに試したのですが、あの機能と音を考えたらすごく安いと思います。

 

m103使用コメント レコーディングエンジニア

「m103は録りで使うにはEQもコンプレッサーも必要十分な機能が付いていますね」。

「コンプレッサーは極端に掛けても、ちゃんと音は潰れているのに鼻詰まりな音にならないんです。多分高域の存在感がきちんと残っているからだと思うんです。メーターの動きほど潰れている印象はないし、他にこういうかかり方をするコンプレッサーは思いつかないです。割と何にでも使えそうで、スネアとかキックとかにも良さそうですね。2台あったらステレオでトータルコンプとしても使えそうです。」

「アウトプットが充実しているのもいいですね。ナレーション録りなどの場合にもメインとバックアップ用の2系統が出せるし、面倒なセッティングが必要なくできるのは便利だと思いました。」

 

 

CONTROL

①Hi-Z Input
楽器用のハイインピーダンスの D.I 入力です
②LED ピーク・インジケータ
LEDピークインジケーターです。マイクプリアンプの出力シグナルをモニターし ています。-10dBu で緑色に、+16dB で赤色(クリップする 12dB 手前です)に点灯します。Hi-Z 入力と Gain の間にある1個の LED を指します。
③GAIN CONTROL
10dB~65dB を 5dB ステップで可変できる 12 ステップのマイクゲインコントローラ ーです。Hi-Z 楽器入力を使用した場合のゲインレンジは -10dB~45dB(5dB ステップ)となります。
④ MIC / LINE Switch
マイク/ライン入力のどちらを EQ/COMP セクションに送るのかを選択します。 (マイク入力はリアパネルの XLR 入力またはフロントパネルの HI-Z の TRS 入力を指しています。ライ ン入力はリアパネルに XLR で用意されています。)ライン入力はマイクプリアンプのセクションの後にあ り、EQ/COMP セクションにダイレクトに入力可能です。またどんな場合でもマイクプリアンプは常にアク ティブとなります。
⑤ 48/Ribbon/75Hz
・48V PHANTOM POWER
48V ファンタム電源をコンデンサーマイクに供給します。

・RIBBON SWITCH
このスイッチが押されるとリボンマイクモードが有効になります。リボンマイクモードがオンになると DC のカプリングコンデンサをバイパスさせ音質を向上させます。また 48V ファンタム電源を無効化するため安全にリボンマイクを扱うことが可能です。もちろんダイナミックマイクにもたいへん効果的です。

・75Hz HIGH PASS FILTER
75Hz HIGH PASS FILTER6. 75Hz HIGH PASS FILTER6. 75Hz HIGH PASS FILTER - ハイパス(ローカット)フィルターを有効にします。75Hz/12dB/oct のフィルターにはバターワースレスポンスを採用しています。
⑥イコライザー・セクション
m103のイコライザーセクションです。

・LOW GAIN (EQ section) - ローEQ のブースト/カットを +/-12dB で行います ・LOW FREQ - ローEQ の周波数を 20 Hz ~ 750 Hz でセレクトします ・LOW frequency EQ type- ローEQ のカーブをピーキングまたはシェルビングタイプで切替できます。

  ・MID GAIN- ミッド EQ のブースト/カットを +/-12dB で行います ・MID FREQ- ミッド EQ の周波数を 0.5kHz ~ 4kHz でセレクトします ・MID Q- ミッド EQ はフルパラメトリック式となっており Q を可変可能です。0.5 ポジションは最もワイドなカーブ、反対側の 5 ポジションは最もシャープなカーブとなります。

・HIGH GAIN- ハイ EQ のブースト/カットを +/-12dB で行います ・HIGH FREQ- ハイ EQ の周波数を 3kHz ~ 20k Hz でセレクトします ・HIGH frequency EQ type - ハイ EQ のカーブをピーキングまたはシェルビングタイプで切替できます。

・EQ IN SWITCH- EQ 回路をアクティブにします。スイッチの上の LED がアクティブ時には点灯します。このスイッチはゴールドコンタクトのリレーで制御されています。

・EQ/COMP Peak LED- ラインセクション内での 6dB 以内のピークを表示する LED です。
⑦ EQ>COMP / COMP>EQ
このスイッチにより EQ と COMP セクションの接続順番を入れ替えること が可能です。
⑧コンプレッサーセクション
m103のコンプレッサーセクションです。

・THRESHOLD - +15dB ~-15dB でのコンプレッサーのスレッショルドをコントロールします。
・ATTACK (ms)2- コンプレッサーのアタックタイムを調整します
・RELEASE (sec)- コンプレッサーのリリースタイムを調整します
・RATIO- コンプレッション・レシオのコントロールです


・COMP IN SWITCH -コンプレッサー回路をオン/オフします。スイッチの上の LED がアクティブ時には点灯します。このスイッチはゴールドコンタクトのリレーで制御されています。

・LINK (SC)- このスイッチには 2 つの機能があります。
a)2 台の m103 のサイドチェイン回路のリンクをオンにします。m103 をステレオで使用する時に使用します。
b)外部からのサイドチェインコントロール(Ducking や De-Esseing など)をオンにします。
⑨GR METER
10 セグメントのゲインリダクションメーターです。コンプレッサー回路のゲインリダ クション量を表示しています。
⑩VU METER
出力の VU メーターです。0VU=+4dBu です。
⑪ TRIM CONTROL
出力のトリムコントロールを 20dB(-10dB~+10dB)の範囲で連続可変できます。 トラッキングやコンプレッション時のゲインメイクアップにおける微調整にご使用いただけます
⑫POWER STANDBY SWITCH
パワースイッチです。オンになるとグリーンに点灯します。下側のポ ジションではスタンバイモードとなります。m103 のパワーを完全に遮断するには AC パワーコードを抜 いてください。
⑬MICROPHONE INPUT
XLR マイク入力。2 番ホットです
⑭MIC PRE OUT
マイクプリアンプセクションのダイレクトアウトです。EQ/COMP 前の信号を XLR バ ランス出力から取り出せます
⑮UNBALANCED MIC PRE OUT
マイクプリアンプセクションのダイレクトアウトです。EQ/COMP 前の 信号をアンバランスのフォン出力から取り出せます。
⑯ LINE INPUT
マイクプリの後、EQ/COMP セクションへのバランス XLR ライン入力です。
⑰MAIN OUT XLR
マイクプリ→EQ→COMP を全て通過したメインの XLR バランス出力です。
⑱MAIN OUT TRS
マイクプリ→EQ→COMP を全て通過したメインの TRS バランスフォンス出力です。
⑲ UNBALANCED MAIN OUT
マイクプリ→EQ→COMP を全て通過したアンバランス 1/4” フォンのア ンバランス出力です
⑳ LINK IN
この 1/4”フォン入力はコンプレッサーのコントロールをリンクさせてステレオで使用する場 合に使用します。またコンプレッサーのコントロールを外部のサイドチェイン信号で行うことでダッキング やディエッシングなどのアプリケーションでご使用いただけます。 サイドチェインのモードでの接続には アンバランスの 1/4"フォンケーブルを使用します。またリンクモードでは TRS タイプの 1/4"フォンケーブ ルが必要となります。

SPECIFICATION

Gain Range (5dB steps)
Mic input10-65dB
Hi-Z input-10-45dB
THD+N 1kHz, 22Hz-22kHz BW
@ 20dB Gain +20dBu out<0.00085%
@ 40dB Gain +20dBu out<0.0010%
@ 60dB Gain +20dBu out<0.0050%
Intermodulation Distortion
@ 40dB Gain +20dBu out
SMPTE/DIN 4:1 7kHz/50Hz<0.0020
NOISE – REFERRED TO INPUT @60dB Gain 22Hz-22kHz BW
50Ω source<-130dB
150Ω source<-128dB
600Ω source<-124dB
CMRR @60dB Gain, 3.5Vcm
100Hz>60dB
1kHz>75dB
10kHz>65dB
FREQUENCY RESPONSE
Mic input @ 40dBm Gain -3dB3.7Hz-140kHz
Hi-Z input @ 20dB Gain -3dB1.2Hz-112kHz
Impedance
Mic input8.1kΩ
Mic input, Ribbon mode20kΩ
Hi-Z input (unbalanced)2.5MΩ
Hi-Z input (unbalanced)5MΩ
Balanced Output300Ω
Unbalanced Output150Ω
PEAK LED METER
Green Threshold-10dBu
Red Threshold+16dBu
Maximum Output Level
100k Ohm load, 0.1% THD+28dBu
Gain Range
Output Trim-10 – +10dB
EQ: 3 Bands of 0-12dB Cut or Boost
Low Frequency Range20Hz – 750Hz
Mid Frequency Range500Hz – 4kHz
Mid Frequency Q0.5 – 5
High Frequency Range3kHz – 20kHz
Low and High Frequency Peak/Shelf switches
Compressor – Inserts Pre or Post EQ
Threshold Range-15 – +15 dBu
Attack Range3 – 200 ms
Release Range0.03 – 3 s
Ratio Range1:1 – 12:1
Gain Reduction0 – 10dB
THD+N 1kHz, 22Hz-22kHz BW
@ 0dB Gain +20dBu out<0.002%
INTERMODULATION DISTORTION
@ 0dB Gain +20dBu out
SMPTE/DIN 4:1 7kHz/50Hz<0.002%
OUTPUT NOISE 22Hz-22kHz BW
@0dB Gain<-78dB
CMRR @0dB Gain, 3.5Vcm
100Hz>75dB
1kHz>75dB
10kHz>75dB
FREQUENCY RESPONSE
@0dB Gain -3dB0.016Hz-150kHz
IMPEDANCE
Line in24kΩ
Main Out balanced350Ω
Main Out unbalanced150Ω
Link In – sidechain mode100kΩ
LEVEL METERS
EQ Peak threshold6 dB below interstage clipping
Output Level VU Meter0dB VU = +4dBu output
Gain Reduction Meter0-10dB Gain Reduction
Maximum Output Level
100k Ohm load, 0.1% THD+28dBu
Weight and Dimensions
4.5 lbsH1.7” x W19” x D9.0”
2.05 kgH4.3cm x W48.3cm x D22.9cm
Power Consumption
85-264VAC / 120-370VDC14 Watts Max

SUPPORT

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