Umbrella Company

STDB-1

Stereo Tube Direct Box / Line Driver
STDB-1(V.I.R):250,000円(税込 275,000円)
STDB-1(標準モデル):260,000円(税込 286,000円)
ステレオ仕様のD.I / ラインドライバー、デジタルアンプシミュレーターにも最適!

STDB-1は、様々な楽器の質感を最大限まで高められる2chのダイレクトボックス(D.I)です。世界で最も有名な真空管D.IであるVTDB- 2Bを2ch分搭載し、さらに20dBの可変ゲインを追加しています。

数十年にわたり多くのプロミュージシャンのファーストチョイスである本機は、ダイレクトボックスとして、ギター、ベース、アコギなどに最適です。また近年ではデジタルのアンプシミュレーターの「デジタル特有の耳に痛いサウンド」に、チューブの温かみと本物のアナログ倍音、ソフトクリップや音圧感を加えるためのラインドライバーとして最も信頼ある製品として紹介されています。

日本国内限定のカスタムモデルSTDB-1(V.I.R)は、アンプシミュレーターのデジタルサウンドに、温かくオーガニックな質感を加えるためのチューブバッファーとして利用しやすくモディファイした特別モデルです。Fractalなどのラックマウント型のアンプシミュレーターとラック内リアパネルで配線してスマートな見た目で利用できるだけでなく、フロントとリアの入力をケーブルの接続で切り替えられる機能も装備したモデルです。

STDB-1

CONCEPT

厳選されたチューブとJensenトランスが織りなす至上のアナログ質感
ハンドセレクトされた真空管とベストマッチする上質なJensen製トランスフォーマーが生み出す極上のサウンド。
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日本国内向け限定モデル STDB-1(V.I.R)をカスタムオーダー可能!
スマートでシンプルな接続で、デジタルのアンプシミュレーターの出力サウンドを改善できます。
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STDB-1(V.I.R)のサウンド評価
デジタルアンプシミュレーターのトーンを、味わい深く濃密な真空管ギタートーンへとアップグレードします。
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DETAIL

厳選されたチューブとJensenトランスが織りなす極上のアナログ質感

STDB-1の特別に高いインピーダンス(27Mオーム)の入力は、ギターやベースのサウンドを余す事なくダイレクトアウト可能です。アクティブ、パッシブ、シングルコイル、ハムバッカーなどのあらゆるエレクトリックギター/ベースのピックアップ、キー ボード、サンプラーなどアプリケーションを選びません。特にニュアンスの再現性が問われるピエゾピックアップを搭載したアコースティックギターのD.Iとしての高い評価はDEMETERのVTDB-2Bのナチュラルな音の再現性を証明しています。余裕のあるヘッドルームはサウンドのダイナミックレンジを増大させます。

厳密にハンドピックされた12AX7EHチューブとJENSENアウトプット・トランスフォーマーによる美いサウンドは、豊かな倍音に包まれた定番の音質です。この上なく温かく素晴らしい真空管サウンドはデジタルレコーディングの時代において最も重宝するサウンドになっています。

 

厳選されたチューブとJensenトランスが織りなす極上のアナログ質感
日本国内向け限定モデル STDB-1(V.I.R)をカスタムオーダー可能!

デジタルアンプシミュレーターの高い性能は、多くのミュージシャンのギターアンプをラックマウント機器へと置き換えてますが、「デジタル特有のチリチリしたエッジ 感が気になる」という悩みも多くあります。ミキサーなどに送られる最終段でマイク/ライン・プリアンプなどのレコーディング機器を通過させたり、STDB-1のような真空管機器を利用して、ワンランク上の弾き心地やニュアンスの追従性、リッチで表現性が高く、滑らかさをもったアナログ質感を追求するユーザーが増えています。

STDB-1は同社の中でも最も有名なシングルチャンネルのDI(ダイレクトボックス)を1Uラックに収めステレオ2ch化した製品です。12AX7真空管とJensenトランスによる至上のミュー ジカルトーンこそが人気の秘密です。このステレオ対応できる本機をステレオ仕様のデジタル・アンプシミュレーターと組みわせるチューブバッファーとして利用しやすくモディファイした製品がSTDB-1(V.I.R)となります。

通常のSTDB-1のフロントパネル(ch2も同様)は以下のようになっています。

ご覧のようにギター入力がフロントにあります。Ground Liftはグラウンド起因のノイズの対策に利用できます。隣は位相の反転スイッチ。その横 のブーストスイッチとボリュームでは最大20dBのゲインを連続可変できます。このGainスイッチがUnityポジション時にはボリュームはパスされユ ニティーゲインで出力されます。AUX OUTPUTからは入力信号がバッファーされ(ボリュームは通りません)出力されます。

STDB-1のリアパネルは以下の写真のようになっています。

XLRバランス出力はJensenトランスを通過した信号です。またフォン出力はアンバランスでXLR出 力と同時に出力が可能です。それぞれの出力で音が違ってくるため、それを楽器の種類などによって使い分ける事も可能です。その他に目隠しされてい るパネル穴があります。その端子を利用してAxe-Fxなどのラックマウントタイプのアンプシミュレーターに最適化できるようV.I.Rモディ ファイを行っています。

 

STDB-1を例えばラックに組む場合、Axe-Fxなどと一緒に3Uラック(または放熱パネル付で4Uラック)に収めて持ち運び、「ギグやリハ、レコーディングもアンプ要らずでこなしたい」と思うでしょう。その場合問題になるのが“接続ケーブルの取り回し”です。Axe-Fxなどのアンプシミュレーターの出力はリア側、STDB-1の入力がフロント 側となるため、どうしてもスマートに配線できません。そこでVIRバージョンでは入力ジャックをリアパネルにも追加しました。これでラック内の背面スペースでのスマートな配線が可能になります。

しかし、このままだとアンプシミュレーターだけで使用したい場合はよいのですが、もしSTDB-1を本来のD.Iとして使いたい場合にフロント側の入力が使えなくなってしまいます。例えば普段はアンプシミュレーターでエレクトリックギターを弾くために、AXE-FX→STDB-1の順番でラック内部で 配線されている。しかし『今日のセッションではベース録音がありSTDB-1を単純に真空管ダイレクトボックスとして使いたい』『アコースティックギターに持ち替えてPAにラインで送りたい』などの場合には、やはりフロントの楽器入力にジャックインできると便利です。

そこでSTDB-1(V.I.R)カスタムモデルでは、本体内部に新たに基板回路を追加してリレー式の切替機能を追加しています。通常はリアパネルの入力がアクティブですが、一度フロントの入力にジャックインされると、自動的にリア側の入力を無効にして、フロント側の入力を有効にできます。この機能の追加でいつでもフレキシブルにSTDB-1の役割をケーブルの抜き差しだけでスイッチングできるようになっています!

日本国内向け限定モデル STDB-1(V.I.R)をカスタムオーダー可能!
デジタルアンプシミュレーターのトーンを、味わい深く濃密な真空管ギタートーンへとアップグレードします。

STDB-1(V.I.R)のサウンドは『味わい深い濃密な真空管サウンド』に集約されます。デジタルアンプシミュyレーターの後段に通過させるだけで『チリチリしたアンプシミュレーター特有のエッジ感』を解消し、アナログのオーガニックさとリアルさを持った真空管アンプサウンドへとアップグレードします。よりディテイルをモニターするためにヘッドホン環境で試しても、粗さやデジタルのエッジ感のない、滑らかなギターサウンドをモニターすることができます。

STDB-1はプリ管に12AX7、アウトプットトランスにJensenトランスを搭載しており、音楽的なサウンドとトーンは、そのコンビネーションが生み出すオーガニックな倍音がポイントになっています。またWIMAの高音質ポリエステルフィルムコンデンサなど、一切妥協がない設計が貫かれており、高音質なサウンドに貢献しています。

12AX7真空管段では、ギターアンプに欠かせないサーチュレーションをプラスします。入力信号の強弱に呼応するようにシグナルに温かみを加える真空管特有のライトなコンプ感と豊かな倍音感がデジタルアンプシミュレーターのエッジィなサウンドを、本物の真空管アンプが持つリアルフィールに変化させます。もちろんピッキングの強弱によるニュアンスなども表現しやすくなり、演奏の精度がグッと増してきます。

Jensenトランスが最もエレクトリックギターに最適なミュージカルトーンを持っていることは広く知られています。STDB-1は本物の真空管で 輝きを増したトーンを、今度はこのJensenトランスに橋渡し、XLR出力からアウトプットします。Jensenトランスを通過した後のサウンドは見事にフォーカスされ、中域の密度、低域のゆったり感、そして高域の抜けなど全帯域にわたるゴージャス感を演出します。一聴して美しいと思わせる芸術的なサウンドはさすが老舗Demeterが創りだす音像だといえます。

 

STDB-1(V.I.R)が1台あればコンサートからリハーサル、自宅録音から本格的なスタジオレコーディングまで常に良質なサウンドで演奏できます。もちろんアンプシミュレーターの質感補正用途だけでなく、アコギやベースなどのD.Iとしても利用でき、ワイヤリングをパッチしなおす手間もなく(フロントにジャックインするだけ)使用できます。

デジタルアンプシミュレーターのトーンを、味わい深く濃密な真空管ギタートーンへとアップグレードします。

SPECIFICATION

XLR OUTマイクレベル出力(ミキサーのマイク入力へ接続)
Power115V
SizeEIA 1U Rackmount Size

SUPPORT

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